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キリスト教葬儀

疋田 博 著葬祭業(有)聖心セレモニー 経営
定価(本体1,000円+税)

キリスト教葬儀における著者の信仰とその実践
葬儀を通して日本をキリスト教国へ 
書名「キリスト教葬儀」
人は皆、神の救いを仰ぎ見る。   ルカ3:6



 キリスト教葬儀専門の葬儀屋が書いた本。素人の視点を大事にしながらキリスト教葬儀について説明している。一度もキリスト教葬儀をしたことのない牧師・教会員にとって、非常に大きな助けとなるだろう。
 葬儀の手順、式次第、費用などの具体的な内容を含んでいるため、読者はキリスト教葬儀について一つの基準を知ることができる。また、訃報を受けてから招天式、納棺、遺族との打ち合わせ、前夜式、告別式、火葬、会食といった葬儀の流れについても述べており「そうだったのか」と思わず肯く。
 「宗教性のない葬儀式には、何か物足りなさがある」と筆者は言う。同感だ。この「物足りなさ」の原因はおそらく、故人が死後どこに行ったかが曖昧なことにあるのではないか。したがって「故人は天国にいます」と明確に宣言できるとき、その葬儀が充実したものとなるのではないか。「クリスチャンの葬儀はすばらしい」と言われるのは、きっとこのためだろう。
 筆者は本著の中で、未信者の読者に対してキリスト教葬儀を勧めている。その中でキリスト教がどのような宗教であるかを述べているのだが、読んでいるとなぜか伝道されているような気になる。それはきっと、本著でも述べられているように「キリストの聖名がこの日本の隅々にまでも広められること」「多くの人が救われ、真の喜びと平和と、生きる希望を得ること」を筆者が心から願っているせいだろう。
 ところで、しばしば牧師たちから「キリスト教が日本において“葬儀の宗教”として認知されるようにならなければならない」という声を聞く。最近では経済的な問題・思想的な自由のために葬儀のスタイルが変化しているとはいえ、先祖を重んじる日本の風土において、檀家制度と密接に結びついた仏教から「葬儀の宗教」としての地位を奪い取ることは簡単ではない。しかしやはり、日本でキリスト教が発展していくためにはどうしても避けて通れない道だろう。
 本著はそうした点でも、クリスチャンたちにとって一つの助けになるのではないか。
(リバイバル新聞2005年5月5月1日号より)



今までにない具体的な葬儀に関する本。キリスト教葬儀の有り方や式の流れ全般に亘る。本書は、事前の心備えとして、また他宗教の方々への配慮などを知るうえでも実戦向き、良きアドバイザーとして必携の書。著者の葬儀に賭ける篤い思いと信仰が正直に語られ、葬儀を通して願う福音の浸透とキリスト教の日本土着化に対する改善と提案も含まれる。


【目次】
主に導かれて
キリスト教葬儀について
キリスト教葬儀とは
葬儀手順、式次第、料金表、別途費用
キリスト教葬儀の流れ
訃報、病院で、自宅で、納棺、打ち合わせ、前夜式、
告別式、出棺、火葬、会食、解散

その他
納骨、納骨後、その他の費用、分骨、密葬
私の信仰
復活、副葬品、送る心、合掌、火葬前式、炉前の祈り、確信、渾身の力、先祖の墓守について、他宗教葬儀に関する礼儀
より良いキリスト教葬儀とは
キリスト教葬儀のすすめ
業者としての葬儀心得
宗教の役割

われ山に向かいて目を上げる
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