内容紹介
読んでみて! 一人でも多くの方に読んでいただきたい本です。 聖書を読んだ経験が有る、無しにかかわらず、著者ファミリーの普段着の生活から「私もそのような思い出がある」と、読者が親しみを抱くエッセイです。 どなたが読んでも勉強になります。きっと人生の成長を経験するでしょう。視野の広がりは 確実です。是非、読んでみてください。 一つは、神を信じている者が確信を持って生きる姿をやさしく、ごく当たり前のこととして 示しているからです。著者は、日本宣教のため若き日に、情熱を燃やしながら来日しました。 思わぬ事故のためにアメリカへ帰らなければなりませんでしたが、生涯を通して神への信頼は 揺るぎませんでした。 もう一つは、日常の中に働いている聖霊のお導きの素晴らしさを悟ることができるからです。 私達の日常生活が神様のご意志のうちに在ると知ることは、安心と平安を与えるものです。 さらに、著者のキリスト者生活のエピソードを通じて、心が温まるものを感じます。私達の 信仰生活に慰めと励ましが与えられます。信仰が引き上げられて、成長を目指していく姿勢に 変えられていく自分を発見するでしょう。 長く深く味わうために、急がずに、一日一章ずつでもゆっくりと読んでみてはいかがでしょうか。 おすすめいたします。 ハンソン夫妻の長い友 神学博士 堀内 顕
目次
1章から117章で構成されています。 生活観溢れるお話が一杯です。きっと、普通の日常の中で聖書の、その奥義のすばらしさに気付かされます。
著者
ミュリエル・ウエッスマン(Muriel Wessman)はミネソタ州出身、
カルヴィン・ハンソン(Calvin Hanson)はカリフォルニア州出身。
二人は、イリノイ州シカゴにある福音自由教会聖書学校で出会う。
その後、ディヤーフィールド(Deerfield)郊外にあるトリニティー(Trinity)神学校で学ぶ。
両氏はウィートン大学(Wheaton)で学び、ミネソタ大学(Minnesota)を卒業。 一九四七年六月七日に結婚。 夫がミネアポリスで牧会に携わっていた時の一九四九年三月、二人はアメリカ福音自由教会 から日本への初代宣教師としての召命を受け、遣わされることになる。 八月三十日、改造した軍艦に乗船して陽の昇る国、日本を目指して出航する。
一九四九年九月一三日、横浜上陸。カルヴィンとミュリエルは語学の学びを始める。 一方、カルヴィンは路傍伝道者として、街頭で熱心に福音を宣べ伝える。 東京郊外の浦和の地で、従軍牧師が高校生のために英語聖書クラスを開設していた。その後、 従軍牧師の引退に伴い、ハンソン夫妻が一九五〇年三月にこの英語クラスを引き継ぎ、拠点教 会の礎となる。
新しい宣教師達がアメリカから到着した後、ハンソン夫妻は浦和から京都に移り、宣教本部 を開設、開拓伝道に励む。